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★ 新曲「Hand in Hand」今市隆二単独ロングインタビュー①★

   


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5月29日に配信シングル「Hand in Hand」をリリースした三代目 J SOUL BROTHERS。今楽曲は、クラシカルな雰囲気のトラックがそのメッセージを引き立てる王道ミッドバラードとなっている。ここでは、作詞を手がけたヴォーカルの今市隆二に単独ロングインタビューを敢行。楽曲制作や歌詞に込めた想いなどについてたっぷりと語ってもらった。

「Hand in Hand」では今市さんが作詞を手がけられていますが、どのような過程を経て楽曲制作をしていったのでしょうか?


まず最初に「愛知トヨタ企業キャンペーンソング」としてタイアップが決まっているなかで、トヨタさんサイドからあらかじめテーマとして、「出会ってよかった」や「出会ってくれてありがとう」といった想いを家族や友達、恋人など幅広く届けられる楽曲を作ってほしいというオファーをいただいたんです。僕自身もちょうどそういったテーマで歌詞を書きたいなと思っていたところだったので、今の自分とリンクしているなと思い、僕が歌詞を書き下ろさせていただきました。



音源はすでにでき上がっているなかで、そこに歌詞を当てはめていったという感じですか?


そうですね。音源は少し前かな。デモでストックとしてあったのですが、個人的にもすごく気に入っている曲でもありましたし、そのテーマにすごく合いそうな温かさと力強さがあったので、その曲を選んだうえに自分が歌詞を書かせてもらいました。

レコーディングはどのように行われていったんですか?


今回、僕が歌詞を書き下ろしたというのもあり、最初に全部のパートを自分が歌って、ある程度形を作ったうえで、歌詞を直したり、パート分けをしていきました。デビュー当初だと、すでに曲も歌詞もあって、レコーディング日が決まっているなかで、その日にすべて録り切るみたいな感じだったのですが、今は歌詞を書いたあとスタジオに入って、歌ってみてちょっと違うなと思ったら言葉を変えてみたり。歌割りも何パターンか作って、ラップはØMIがやったほうがいいのかなとか、こっちのほうが心地よく聴こえるかなとか、その歌感(歌った感じ)で僕が決めさせてもらって、レコーディングしながら精度を高めていくという感じでした。



聴いている側としてはとても心地よいのですが、冒頭からキーが高くて、歌うのは相当難易度が高かったと思いますが。


僕とØMIは基本的に一般男性より高いので、正直そこまで難しさは感じなかったのですが、高いほうがより旨味が出るといいますか、キーを下げるとその後ろの音の聴こえ方が変わってしまうので。実際、キーを下げて歌ってみたりもしたのですが、サビに合わせたら、Aメロがすごく低くなってしまって。そうなると最初のスタートの聴こえ方が暗く始まってしまうから、ちょっとエモくないねとなって。すごく作業的なことを言っていますが(笑)、いろいろ検証した結果、この曲の構成上いちばん合っていると思うのがこのキーでした。


いろんな紆余曲折があって、1曲ができ上がるんですね。


全部の作業を見たらマジで?! って思いますよ。すごく届いてほしいですけど。

タイトルや歌詞に込められた想いについて、詳しく教えていただけますか?


家族、友人、恋人など幅広く網羅できるものって何かな? と考えたときに、手をつなぐことかなと思ったんです。家族では親と子が手をつないだり、友人でも恋人同士でも手つなぐじゃないですか。まさにすべてを網羅できるなと思って、「Hand in Hand」というタイトルをつけさせてもらいました。また歌詞に関しては、幅広く受け取ってもらえるように、受け取り側のことも考えながら書いたのですが、自分でいえば、今年三代目イヤーだったりもするので、メンバーに向けて書きました、割合としてはかなり高く。今年で三代目が13周年を迎えるので、13年間歩んできたことを振り返ったり、久々のアリーナツアーがすごくいい雰囲気で回れているので、今自分が思っていることとか、あとはメンバーに伝えたいことなどを書きました。


直接言うのはちょっと照れくさいのもありますか?


メンバーに対して「出会えてよかった」って直接伝えるのはやっぱりちょっと照れくさいというか(笑)、こういうときだから楽曲って直接的に言えないこととかも表現できたりもしますし、いろんなタイミングが重なったという感じですね。

直接言われるのもいいと思うんですけど、音楽とともにその想いもずっと後世に残っていくという。


そうですね。今まで歩んできたこととこの先のことにも目を向けて歌詞を書いたのですが、本当に13年間いろんなことがあったなかで、どんなときでも7人で手をつないで歩いてきたので、変わらずというか。そのつないだ手を離さないじゃないですけど、そのつないで歩いてきたことが自分たちにとっては人生ですし、歌詞を読んでもらえたらわかるのですが、〈笑いながら泣こう〉とかも、今までいいことも悪いこともひっくるめて、今思えばそのすべてがいいことだったといいますか。最後のサビの〈祝福の鐘 鳴らそう〉とかは、その先々のことを見つめて歌詞を書いているので、メンバーにも伝わればいいなという想いもありますが、そこだけではなく、何より聴いてくださる方の大切な存在をイメージして書いたので、多くの方に手に取ってもらえたらうれしいなと思います。



冒頭の〈思い返すだけで涙が滲むよ〉というフレーズから一気に引き込まれますが、涙で言うと、どんな涙がいちばん割合としては多かったですか?


やっぱり男なので、なかなか涙を見せることはないのですが、僕たちだけではなくて、たぶん皆さんもそうだと思います。その人にしかわからない苦しみや辛さってあるじゃないですか。そういう意味での涙といいますか、辛いときのほうがより鮮明に記憶に残っている感じがするんですよ。

確かに。楽しい記憶ってその瞬間一気に頂点に上り詰めて、消化されてしまうんでしょうかね。


嫌ですよね、人間って(笑)。だから、幸せいっぱいな曲が少ないというか、あってもあまり残らないというか。ちょっと刹那が入っていたり、悲しい曲のほうが耳に残ったりするんですよね。

楽しいときだと何かに頼りたいとか寄り添ってほしいといった気持ちにならないから需要がないのかもしれないですね。


そうかもしれないですね。でも、それがすべてではないと思うので。この曲に関してはいただいたテーマのなかに自分が今感じていることも落とし込めたので、すごくいいかなと思いますし、あと楽曲のジャンルというか、音楽面でも今まで僕らがやったことない方向性、雰囲気を持たせたかなと思います。ロックバラードなので、生のライヴだと聴こえ方がかなり変わるかなと思いますし、そういうふうにミュージシャンといろいろやりとりしてサウンドを作っているので、ぜひライヴでも楽しみにしてほしいです。

楽曲に奥行きがありますよね。


奥行きが出るように、音源にするうえでいろいろ処理しました。’80sな雰囲気があったり、ドラムのリバーブが飛んでいる感じとか結構好きなのですが、生で聴くとわかりやすく印象が変わるのかなと思います。これはかなりバンドサウンドになりやすいと思うので楽しみにしてほしいと思います。

今作を通して、聴いてくださる方にどのような想いを届けたいですか?


聴いてくださる方の大切な存在を意識して聴いてほしくて。その人と出会えたことにまず感謝してほしいし、この曲を通して、手をつなぐことの温かさや力強さとか信じる気持ちを感じてもらえたらうれしいです。相手に対して少し信じられなくなっている人とかは、この曲を聴いてもう一度信じてみようと思ったり、ちょっとした勇気につながったらいいなと思います。あと、聴き方によってはウエディングソングにもなるのかなと。本当に大切な人と聴いてほしいなと思います。




ちなみに完成した歌詞を見たメンバーさんの反応はどんな感じだったんですか?


(即答で)特にないですね(笑)。それが僕ららしいといいますか。たとえばØMIが歌詞を書きました、そこに対して誰かが何かを言うとかもないですし、逆に何も反応がないのがおもしろいなと思います。時間が経ってからたとえば健ちゃん(山下健二郎)が「あの曲は〜」と言ったときに「えっ、今?! もっと早く言ってよ!」みたいなことはありますけど(笑)。

あえて言うのもみたいな感じなんですかね。


そうだと思うんですけど。とはいえ、言ったほうが絶対いいんですけどね(笑)。男なんじゃないですか、みんなそこは。

では、歌詞のなかで特に好きなフレーズを挙げるとしたら?


〈運命共同体〉かな。〈運命共同体〉って初めて歌詞で使った単語なのですが、実はメンバー間ではかなり前から「僕ら運命共同体だね」みたいなこと言っていたんですよ。あとはシンプルに〈信じよう〉ですかね。この歌詞だと相手に言って信じてほしいという気持ちもあるのですが、逆にいうとこっちも信じているからねっていう。決意が必要なときでもありますけど、信じるってすごくいいことだなって思うし、すごくシンプルだけど、信じようという言葉が僕は好きですね。

先ほどメンバーさんから何も反応がないと言われていたのも、まさにお互いを信じているからなんでしょうね。


確かにみんながそれぞれリスペクトをしているので、そういうことかもしれないですし、もしかしたらそもそも歌詞を見てないメンバーもいるかもしれないですし(笑)。

さすがにそれはないと思いますが。


パフォーマーって歌詞よりも音を聴いて踊っているので、たまに歌を歌うと、全然違う歌詞を歌ったりするんですよ(笑)。歌詞をあまり見ていないみたいな雰囲気も何か三代目っぽくていいかなと(笑)。

あえての。


そう言いつつ、三代目はわりと歌詞を聴いているほうだと思うんです。僕は本当に嘘偽りなく、しっかり本心で書いているので伝わればいいなという感じですね。



〈ぶつかりながらも ただがむしゃらに〉というフレーズがあるように、今でこそお互い言葉にしなくても分かり合える部分があると思いますが、結成当初や今にいたるまでには意見のぶつかり合いのような、そういう瞬間も結構あったりとかしたんですか?


もちろんあります。やっぱりメンバーが7人いると、目的とか思っていることは一緒だったりしても、その表現方法だったりが違ってくるのは仕方のないことだと思います。ヴォーカルは歌を歌うフロントマン、パフォーマーはパフォーマンスのプロというそれぞれの役割がありますし。でも自分たちはわかりやすく喧嘩みたいなのは本当に少なくて。あとはみんな、さっき言ったとおり各々に対してリスペクトを持っているので、ちゃんと相手が言うことを受け入れるというのはありますし、少し大人な感じもしますが。

大人ですよね、昔から。


わかりやすく言い合わない感じが(大人)かもしれないですね。ファンの方に対する感謝の気持ちとかもお互いにわかっているので。本当に、ここにきて、よりグループの強さやありがたみというか、13年もダンス&ヴォーカルグループでやれること自体、なかなかないことだと思います。そもそもファンの皆さんがいないと活動もできないし、自分たちがアーティストをやっている意味も持てないじゃないですか。だから、ファンの皆さんには本当に感謝しています。今アリーナツアー『三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2023 "STARS" 〜Land of Promise〜』と並行して、『三代目 J SOUL BROTHERS "STARS" MEET&GREET TOUR』(以下『MEET&GREET TOUR』)もやらせてもらっているのですが、ファンの皆さんと実際の距離が近いのもあって、すごく充実しています。


次に続く


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