☆三代目JSB☆通信

三代目JSBの最新情報のまとめ♪

★ 隆二ソロ最新作の特徴は明確なテーマと音楽愛♪ ★

   


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デビュー10周年という節目を越えた三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)だが、グループとしても、メンバーのソロ作品としても、2021年に入ってから次々と良作が世に送り出されている。6月には三代目JSBとして最新シングル『100 SEASONS / TONIGHT』がリリースされたのは記憶に新しいところであり、7月21日に今市隆二による3作目のソロアルバム『CHAOS CITY』がリリースされた。今市のソロ作品は『ZONE OF GOLD』以来であり、約1年半ぶりとなるリリースである。

シングル『100 SEASONS / TONIGHT』において、コロナ禍以降の新たなメッセージと音楽的挑戦を示した三代目JSBだったが、一方でソロ作品もまた非常に刺激的だ。というのも、曲調や音楽性、世界観や空気感まで大きく異なるものの、1つの作品を通して明確かつ強固なテーマを有しているからである。今回は、その魅力について改めてまとめていきたい。

今月リリースされた今市の『CHAOS CITY』はというと、こちらは80’sリバイバルに統一された作品だ。不穏さと緊迫感を演出するテクノサウンドの「INTRO 〜CHAOS CITY〜」によってリスナーを一気に惹き込んだ後は、今市の繊細なハイトーンボイスと独特な光彩を感じさせるシンセサイザーが絡み合い、ソロアーティスト・今市隆二としての感性、解釈によって作り上げられた80’sの世界へ導かれる。

RYUJI IMAICHI - “FUTURE LOVERS” Music Video2021年7月21日(水)リリース今市隆二 ニュー・アルバム『CHAOS CITY』■Online SHOPhttps://jsb.lnk.to/0721_CHAOS-CITY-CD■DL&STREAMINGhttps://ryujiimaichi.lnk.to/0625_FUTURELOVERS ★リリース情報...リンクyoutu.be


とはいえ、楽曲ごとにテイストは様々だ。アンドロイドに恋をする物語を描く近未来的なエレクトロポップ「FUTURE LOVERS」や、サビのドラムンベースが印象的な「Talkin’ bout love」。シティポップテイストなファンク歌謡「Highway to the moon」は、歌詞に〈Purple Rain〉〈月9〉など80’sのヒット曲やカルチャーを感じさせるワードを散りばめるという遊び心もある。歌声のウェットさと華やかさを活かした歌謡曲調のバラード「オヤスミのくちづけ」や「I’m just a man」などは、80’sサウンドが世界的潮流となった今では世代を超えて親しまれそうだ。

さらに今作において特徴的なのは、リミックスとサンプリングだ。「THROWBACK pt. 2」は、Yeoをサンプリングし、2ステップのポップチューンに仕上げている。国内のポップアーティストがこうしたサンプリングを行うことはまだまだ多くはないが、LDHが持つ歴史の為せる業と言えるだろう。そのほかボーナストラックの「FUTURE LOVERS」「Highway to the moon」のリミックス2曲は、それぞれクリエイターの色味が濃く出た仕上がりが楽しめる。

今市のソロリリースは、常に音楽作品としての志向性が高く、“音楽愛”が深く感じられる点が醍醐味である。今回は“幻想的”と言える世界観ではあるものの、描くものが対照的と言えるほどに異なっているのが興味深いところだ。

今市の80’sサウンドによる“時代が持つ煌めき”への憧憬的な表現。三代目JSBのシングルがメッセージ性、サウンド共にポップグループとしての“今”を表現していたことを鑑みたとしても、今市の音楽が色彩に富んだ作品として成り立っている絶妙なバランスに、改めて脱帽させられた。



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