★ 今市隆二が語る、ひとりでドームに立った経験「これを糧にまた新たなことに挑戦していきたい」★
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2020年1月から2月にかけて、福岡PayPayドーム、ナゴヤドーム、京セラドーム大阪で開催された『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』。その大阪公演がDVD/Blu-rayで映像化される。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目)のボーカリストである今市隆二と登坂広臣が、それぞれソロでステージを展開したスペシャルショーケースだったが、彼らはお互いのステージをどう見ていたのだろうか。
LDHは定額制動画配信サービス「CL」のスタート、有料配信ライブ『LIVE×ONLINE』の開催を発表。半年にも満たない期間で激変してしまったエンタテインメントの世界で、現在、今市隆二がファンに伝えたい想いも聞いた。
ーー『LDH PERFECT YEAR 2020 SPECIAL SHOWCASE RYUJI IMAICHI / HIROOMI TOSAKA』は、音楽はもちろん、照明、映像、ダンサー、音響などさまざまな演出を含めた一大エンタテインメントでした。手応えはどんなものでしたか?
今市隆二(以下、今市):同じグループのツインボーカルのふたりが、それぞれソロでスペシャルショーケースをやるというのは、LDHとしても初めての試みでした。すごく手応えを感じましたし、新しいエンタテインメントの形を提示できたと思っています。GENERATIONS(from EXILE TRIBE)をはじめ、後輩アーティストたちにも良い形を見せられたんじゃないかなと思います。
ーー今回はふたりでツアーを一緒にして、お互いのライブやリハーサルは見ましたか?
今市:リハーサルは見ていなくて、本番で見ました。
ーーステージを見た感想を教えてください。
今市:僕は、福岡の2日目に見ることができました。(ツアーでは)最初が臣(登坂)のステージだったのですが、臣の前回のアリーナツアー(『HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018 “FULL MOON”)での世界観が、そのまま延長されたような感じがしました。ストーリーもつながっているから、作りあげているものが全面に出ているなというのは、すごく感じましたね。
ーー登坂さんの歌を聴いてどう感じましたか?
今市:さっきも話したように本番でしか臣のステージを見ていないので、互いのライブを客観的に見られるのは今回のツアーならではのいいところだと思いました。臣のステージを見た後に、自分も同じステージに上がるというのは、今回のこのツアーでしかできないから。普段は同じグループで一緒にライブを作り上げているけれど、客観的に1アーティストとしてライブを見られるので、お客さんはもちろん、僕もいつもとは違った楽しみ方ができました。
ーー登坂さんの歌を客観的に聴けるからこそ、自分の歌への気合いも普段と違った?
今市:歌だけではなく、ライブはいろんなことが複合してできているものなので、そういう意味ではもちろん気合いは入りますし、より自分の個性や世界観を出すことに集中できた気がします。
ーーひとりでドームに立つ経験をしていかがでしたか?
今市:2年前に初めてソロでのアリーナツアー(『RYUJI IMAICHI LIVE TOUR 2018 “LIGHT>DARKNESS LIVE TOUR“』)を開催して、そのときは自分が“長”になって、先頭に立つという意味をより深く感じました。グループでもボーカルとしてステージに立っているけど、リーダーやメンバーもいる。だけどソロのステージでは、リハでも自分がしっかりしていないと、周りのダンサーやミュージシャン、スタッフの動きを僕が止めてしまうことになると学びました。そういう意味では、ソロアリーナツアーで学べたことがすごくあったので、そのチームでまたドームに立てたことが本当に嬉しかったです。達成感がすごくありますし、ドームに立てたという自信も持つことができたので、また次の新たな夢ができました。
ーー三代目 J SOUL BROTHERSは、秋に10周年を迎えますが、今後の活動については何か話していますか?
今市:昨年あたりから、メンバーでのグループLINEとか、飯を食べている時には常に話していますね。「こういうのをしたら面白いよね」とか、アイデアを思いついた人が提案していったり。
ーーそして、新型コロナウイルスの影響により「LDH PERFECT YEAR 2020」はスケジュールの変更を余儀なくされていますが、「CL」、「LIVE×ONLINE」など新たな取り組みも発表されました。今、ファンの皆さんにどんなことを伝えたいですか。
今市:残念な報告ばかりが続いてしまっていたので、「やっと発表できたな」と思っています。自粛期間中、「自分たちにできることを精一杯頑張る」というのはもちろん日々考えていましたが、具体的な情報がなかなかお伝えできていなかったので、やっと皆さんに発表できて自分たちとしても安心できた部分があります。ソーシャルディスタンスライブが今後どうなっていくかというのは、自分たちもまだわからない状況ですが、自分たちにできることを常に考えながら活動しているので、新しい取り組みとして提示できたことは嬉しいです。あとは皆さんが楽しみに待っていてくれるといいなと思います。
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