★ 今市隆二フォトブック『EASY』発売記念コメント動画が到着!!★
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今市隆二が巡る“R”OAD TRIP、全176ページのスペシャルフォトブックの一般発売と発売記念イベントが決定。
ソロアーティストとしてデビュー6周年を迎えた、三代目 J SOUL BROTHERSのボーカリスト、今市隆二。“R”の欠片を探し求め、台湾でのファンミーティング、二度の全国ツアー、アルバムリリース、そしてソロとしては初となる日本武道館公演など、2024年をフルスロットルで活動中だ。そんな今市の日常に「安らぎ」を与えてくれる存在、バイクにフォーカスした写真集『EASY』の一般発売が2024年10月14日(月・祝)に決定した。こだわりの愛機とともに、これまで見せてこなかった自然体の姿や表情を収め、ハードカバーの装丁とともに、アートブックのような佇まいの一冊に仕上がっている。本誌発売を記念して、今市本人からコメントが到着!
隆二「自分が愛するバイクと一緒に旅をしているような気持ちになれる一冊です」
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8月11日から全国ツアー「RYUJI IMAICHI LIVE TOUR 2018 “LIGHT>DARKNESS”」がスタートした今市隆二
今年1月の配信シングル「ONE DAY」を発端に、三代目 J Soul Brothersとはまた異なる個の表現をセルフ・プロデュースで追求してきた今市隆二。そうしたソロ・プロジェクトでの意欲的な試みをフル・アルバムという形で総括したのが、今回お目見えしたコンプリート・アルバム『LIGHT>DARKNESS』だ。(※Rolling Stone Japanレビューより) 敬愛するエリック・ベネイを意識したファルセット全開のオーセンティックなソウル・ナンバー「ONE DAY」から、作曲にもタッチしたファンキーなアップ「Angel」、憧れのブライアン・マックナイトと共作/共同プロデュースにあたったハートフルな「Thank you」、ウィークエンドらを手掛けてきたイランジェロを起用したダークなアンビエント作法の「Alter Ego」まで4曲連続で配信されたシングル群はもちろん、グループの最新作『FUTURE』のDISC-2にて初披露された「SHINING / RYUJI IMAICHI feat. Ne-Yo(以下SHINING)」と「LOVE HURTS / RYUJI IMAICHI feat. Brian McKnight(以下LOVE HURTS)」の2曲、さらにアルバム用の8トラックを加えた全14曲が収録されている。
ここまでのソロ楽曲は世界的なビッグネームとのコラボをトピックの主軸としてきたわけだが、アルバム用の新曲群では以前からグループとも縁深い日本の敏腕たちがメインとなって腕を揮っている。アルバムのテーマが厳かに語られる導入の「INTRO ~LIGHT>DARKNESS~」に続いてまず飛び出してくるのは、華やかなファンキー・ポップ「Catch my Light」だ。小気味良いホーンの牽引する曲調から三代目が『PLANET SEVEN』(15年)で披露した「Eeny, meeny, miny, moe!」を思い出す人も多いだろうが、実際にトラックをプロデュースしたのも同曲を手掛けたT-SKで、TAKANORI(LL BROTHERS)にALLYといった作家陣も共通しているのが興味深い。T-SKは三代目をはじめとするEXILE TRIBE周辺の仕事もよく知られるところだろう。 同じくFUTURE UNISON主導の曲では、NAOKIやEllen Bergもソングライトに名を連ねた「Diamond Dance」が主役のロマンティックな資質をストレートに引き出した味わい深い佳曲だ。曲名からイケイケなノリを連想する人もいそうだが、これはブラック・コンテンポラリー調の優美なスロウ・ナンバーで、ソーラー時代のベイビーフェイスを連想させる甘い雰囲気が麗しい。さらに、Masaya Wadaが作詞してT-SKとMoonChildらが共作したクリスピーなアップ「Out of the Darkness」は、かつての今市ソロ曲「Over & Over」(16年の『THE JSB LEGACY』収録)とほぼ同布陣なだけに、ベクトルの異なる作品の主旨がかえって感じ取れる一曲かもしれない。
そうしたT-SKの仕事ぶりでまた新たな色を加えながら、『LIGHT>DARKNESS』におけるR&Bスタイルの探求は主役の安住しない姿勢を見せつけ続ける。その意志を鮮やかに示すハイライトとなるのは、「ONE DAY」を提供したSTYによる「THROWBACK」で、これはスクラッチを交えた瑞々しいニュー・ジャック・スウィング仕立て。甘酸っぱいメロディやビートメイクの醸し出す懐かしのR&Bフレイヴァーが曲名に掛かっているのも粋な仕上がりじゃないだろうか。一方で、現行アーバン・ポップの王道をスムースに滑り抜ける「LOVE THIEF」は、スティーヴン・リーとジミー・リチャードらの共作した盤石の出来。どこかクリス・ブラウンっぽいノリもあると思ったら、ソングライターにはクリスの「Fine China」(13年)を手掛けたPKも名を連ねている。
さらに、タブゾンビ(SOIL&”PIMP”SESSIONS)のトランペットが印象的なインタールードの「Interlude ~RILY~」と、後半の山場に置かれた「Trick World」は、PKCZのDJ DARUMAがサウンド・プロデュースを担当したもの。いずれもChaki Zuluが共作しているのもポイントだが、JAY’EDがコライトした後者はジェイムズ・ブレイク的なダブステップ風の意匠からドラムンベース風に展開するスリリングなクラブ・チューンとなっている。ダビーな音像に包まれてフィルターがかった今市の歌唱もなかなか新鮮だろうし、ソロにも三代目の作品にもなかったタイプの楽曲として、これは新たな扉を開いた一曲となるかもしれない。
こうして用意された多様な持ち札をシャッフルして、オープニングから一貫した歌心が楽しめる『LIGHT>DARKNESS』。ある種の安心感と攻めのスタンスを巧みに両立させている。“Trick World”でディープに攻めた後はニーヨとのトロピカルなアップ「SHINING」で開放感を演出し、ラストをブライアン・マックナイトから授かった「LOVE HURTS」~「Thank you」で結ぶ構成からは、主役自身の確信と達成感が伝わってくるかのようだ。