LDH JAPANは8日、公式ホームページで、今月28日から開始予定だったEXILE TRIBE(三代目 J SOUL BROTHERSら)による全国ドームツアー「RISING SUN TO THE WORLD」について、一部公演を延期することを発表した。
収容定員の50%を上限とし、会場での検温や、オール電子チケット化など対策を行い、全出演者やツアースタッフのPCR検査を実施して、全員の陰性を確認したうえでの公演実施を条件としていたが、緊急事態宣言の発令を受けて、今月28~30日の東京ドーム公演、および来月5~7日の福岡ペイペイドーム公演の6公演を延期。東京ドーム公演はそれぞれ、3月8~10日に振替公演を行い、福岡公演については日程調整中という。
2月8日以降の公演については、今後協議していく。同社は「会場となる各ドームは、プロ野球の開催に合わせて感染症対策の実施、換気機能の検証などが行われ、安全が確認されておりますが、LDHでは『LDH新型コロナウイルス感染症対策専門家チーム』の見解をもとに、ライブ再開へ向けて更なる注意を払いながら感染予防対策に取り組み、準備を進めてきました。しかしながら、現在の感染拡大状況を踏まえた政府の方針を受け、現時点では皆様にライブを楽しんでいただくことが困難であると判断いたしました。本公演を楽しみにお待ちいただいていた皆様には、残念な決断となったことを心よりお詫び申し上げます。LDHのエンターテインメントを安心して楽しんでいただける日まで、ファンの皆様と一緒に歩んでいきたいという強い想いがあり、またファンの皆様、アーティスト、スタッフが一致団結し、感染症対策を徹底していくことで、必ずエンターテインメントが復活する日が来ると信じています」とした。