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初のソロアルバム「LIGHT>DARKNESS」は8月1日に発売を控え、レコーディングを終えた。6人の仲間から離れた1人作業は、新たな発見も多かった。
隆二「半年間、濃密な時間で、いろんなことをあらためて感じられました。クリエートの部分も自分が動かないとスタッフも動けない。自分がすべてをイメージし、指示を出し、行動して。三代目のことも客観視できるようになりました。7人でいたときはメンバーを頼ってる部分もあるし、頼られてる部分もありますが、全部ひとり。大変そうに伝わるかもしれませんが、やっててすごく楽しかったですね」
ソロになると”今市色”で染めることができる。
アルバム「LIGHT-」は、自身の音楽の原点だという「リズム&ブルース」が軸。ファンク、ニュージャックスウィングといったブラックミュージックや、オイパンクなどを取り入れた。
隆二「今回のソロアルバムでは自分のルーツを感じてほしい。新しい物から懐かしい物まで、新旧R&Bを感じられると思うので」
隆二「海外のクリエーターと出会い、一からいろいろ意見をすり合わせ、テーマを出して、ひとつずつ手作りできました」と刺激を受け、充実感を漂わせる。
自信作を引っさげて、8月11日からは初のソロツアーに出る。アリーナクラスの会場で、4ヵ月半の間に11都市22公演をこなすが、
隆二「自分はボーカリストですので、歌をしっかり聞かせたい」と抱負。
気心知れたパフォーマー達を引き連れないステージに、
隆二「初めて立ったとき、いろいろ気付くことがあると思います。(三代目パフォーマーの)5人をまかなうわけじゃないですが、魅せる部分も自分1人でやらなきゃいけない」と気を引き締める。
隆二「裏切っていきたいという思いもあります。結構ビックリすることもあるのかな、楽器とかもいろいろ触りたいですし」。不敵に予告して、三代目では担うことがないダンスについても、
隆二「できるならしたいな、という気持ちがあります」と前向きだ。
今後は三代目とソロの活動を両立させていく方針で、
隆二「自分のツアーを終えたら、三代目はこういう曲をやるべき、という答えが明確に出てくると思う。別のことをやらないと意味がないので」と”多様化”を目指す。
隆二「ボーカリストとして、ずっとやり続けるつもりです。年齢を重ねると、ダンスは体が動きづらくなる部分もありますが、歌は渋みが出たり、いいところもあるので」。
今市の瞳には、未来の己がはっきりと映っている。(※デイリースポーツ今市隆二インタビューより)
取材後記の
映画の脚本執筆を薦められて、
隆二「新しいっすね。そういうのもいいと思います」と前向きな様子だった。
歌以外の秘めたる才能を見てみたい。
隆二に合いそうないい提案だと思いました!!