☆三代目JSB☆通信

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★ 今市隆二、妖しくも優しい歌声でオーディエンスを魅了 ★

   


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先日開催された「Rolling Stone Japan LIVE 5th ANNIVERSARY SPECIAL」。今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)のライブレポートをお届けする。

会場の照明が暗くなると、瞬く間にオレンジのペンライトが華やいだ。色っぽいサックスの音色が印象的なOPENINGを受け、さいたまスーパーアリーナの熱は急上昇。“ここぞ”というタイミングを見計らい、今市隆二はダンサーと共に姿を現した。

出だしの「TUXEDO」から、妖しくも優しい歌声は響く。その姿はオオトリだというのに緊張を微塵も感じさせず、歌っていても踊っていてもとてもリラックスしているように見える。ビートの移り変わりもなんのその、即座にグルーヴを掴んでは音楽を自分のものにしていった。ギターのカッティングが心地よい「LOVE THIEF」でオーディエンスを揺らすと、KC and the Sunshine Band「That’s the Way」の有名フレーズをマッシュアップし、軽やかなダンスを披露。流れるように「Angel」へと繋ぎ、マイクスタンドやイスを用いたパフォーマンスを展開した。


ノリのいい楽曲とメリハリのあるダンスに魅了され、フロアは完全に上がり調子だが、Interludeを挟みここでクールダウン。落ち着いたテンポに乗せ、伸びやかな歌声を聴かせるターンへ突入だ。「Highway to the moon」から「辛」と曲を繋ぎ、移りゆく恋愛模様を歌で表現するのはさすがの一言。ダンサーが一斉にステージから去ったのも、楽曲の持つ虚無感を増幅させていた。

メロウなBand Interludeを超えると、「ONE DAY」により最後の追いこみをかけていく。豊潤なクリーンサウンドのギターに神秘的なコーラス、今市のエモーショナルな歌声が重なり生み出された音像はまるで讃美歌のよう。楽曲にこめられた願いや祈りが、切実にオーディエンスの心を打ちぬいた。ラストにはポップナンバーの「Catch my Light」を投下し、世界を一瞬でキラキラへと大変身。観客とクラップで盛り上がり、ヘッドライナーを堂々とやりきったのだった。


ステージが終わった後も拍手は鳴りやまず、導かれるようにアンコールへ。これまでのホワイトルックから一変、自身がプロデュースを手掛ける“RILY”のシャツとハットを身に纏いステージへ登場した。ダンスパートで様々なビートを身軽に乗りこなしていく様は、マイケル・ジャクソンを彷彿させる。懐かしさと新しさが混在した「FUTURE LOVERS」をクールに魅せつけ、『Rolling Stone Japan LIVE 5th ANNIVERSARY SPECIAL』を華やかに締めくくったのだった。



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